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モンスターボールをなげろ

スイッチの評価について


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週末に体験会もあったということで、あちこちでスイッチの評価が様々な論調でなされています。

曰く、価格が高い。あるいは安すぎる。

曰く、家の中と外で同じゲームができるなんてすごい。

曰く、これは任天堂の最後のチャレンジだ。

 

などなど。

僕も実際に触ってみて、プレゼンを聞いて、週末に「銀と金」を見たりしながらいろいろ考えました。

 ■ゲーマー向けハードなのか?

PS4とかVitaの路線をゲーマー向けと呼ぶのであれば、スイッチは明らかにその路線に寄せていないと感じます。確かにPVに子供は出てないけどパンフレットにはガッツリ出てるし。

ジョイコンって要はWiiリモコンなので、スイッチはまさしくWii2であるといえます(ある意味WiiUよりもつながりが強い)。1・2スイッチがその象徴。実際、注目を集めてるタイトルってみんな任天堂タイトルですよね。任天堂タイトルが大好きなゲーマーはゲーマーの一部であって、全部ではありません。

 

■通販サイトがメインになりうる?

任天堂ハードの規模感で、オフィシャル通販が流通のメインになるなんてありえないでしょ。年末商戦とかハードだけで死ぬだろ。何のためにわざわざメーカーが販売店に卸して売ってるんですかね。そうでなくても任天堂ハードって閑散期と繁忙期の差が激しいのに、倉庫とか人員とかの問題ノータッチで想像でもの言うなって。

まあ、「個人的に通販メインにするわ」っていうのならそりゃそういう人もいるでしょうし勝手にしたらいいけど、別にそれで市場の大勢は変わりませんよね。現状だってハードメーカーもソフトメーカーもみんな直販サイト持ってるもん。むしろ後追いだろこんなの。

 

任天堂が提案する遊び方は変わらない

結局のところ、「テレビゲームとは親しい人が対面して一緒に遊ぶものなのだ」という理念に基づいたハードなんですね、良くも悪くも。

でもね、ファミコン登場時はともかく、今は家族や友達が集まってする遊びってすごくライバルが多いですよ。1・2スイッチは遊んでみると面白いし友達と遊んだらそりゃ盛り上がると思います。でも、仲良い人が集まってやることってたいてい楽しいに決まってるんですよ。

今はスマホでもタブレットでもwebや動画は見れるし、オンデマンドの動画サービスや実況もあるし、最近はアナログゲームがブームになってます。食事や酒飲みに行くのもいいし、なんならくだらないことを話してるだけで楽しいじゃないですか。

Wiiがこの路線で成功したのはたまたまブームになったからなんですよ。それはWiiUがコケたことでわかってるはず。それを正面から受け止めないで、二匹目どころか何匹目のドジョウを狙ってるんでしょうか。

それがわかんないから2017年になってもまともなアカウント一つないんでしょうね。