今回のテイルズはうまくいったのか?
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閲覧者も減ったところで、ゆるゆるとやっていきたいと思います。
■初動ははっきりと減少した
今回の「ベルセリア」は、去年発売の「ゼスティリア」と比べて、初動は3割ほど減少しました。
移植や携帯機向けを除いて、本筋の据置機向け「テイルズ」だけを並べると、概ね上記のような感じになります。
グラフにするとこうなります。
WiiやXbox向けを除けば、今回の「ベルセリア」は、過去最低ペースの初動となっていることがわかります。
ここ最近の傾向からして、累計販売本数に対する初動の割合は8割~8割5分くらいになると思いますので、恐らく累計30万本くらいでフィニッシュかと思います。
■人気シリーズの宿命
前述の表をご覧いただけるとよくわかると思うのですが、基本的にシリーズものは徐々に購入者が淘汰され、発売日に真っ先に購入するようなファンの割合が高くなっていきます。その結果、発売週だけドカンと売って、あとはさほど売れないという動き方になります。
要するに、シリーズが長期化しすぎて一見さんお断りになり、ファン層以外に売れなくなっているということですね。
「ドラクエ」「FF」「テイルズ」など人気シリーズのほとんどに言えることですが、新作ごとに世界観を(ある程度)リセットしているのは、こういった宿命を少しでも遅らせようとしているためだと思います。
■お店としては悪くない
もちろん、定番として長く売っていけるタイトルもありがたいのですが、じゃあ初動型のタイトルはリスクしかないのかというと、必ずしもそういうわけではありません。
むしろ、固定ファン中心ということで即座に現金化が見込めますし、販売数の予想も比較的容易。その割には規模も大きいので、「テイルズ」は優秀な商材であるといえます。もっとも、受注後にガシガシといらん情報を垂れ流したアレは今でも根に持っていますが…。
■結論
「テイルズ」大好き!!