なぜダウンロード販売だけにならないのか?
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ネット界隈では、まことしやかに「もうパッケージの時代は終わった」と言われていますが…?
■実際はこんなもんです
正確なところはメーカーしかわかりませんし、それもタイトルによって大なり小なり差があるので話半分に聞いておいてほしいのですが、ならすと概ね
ソニー系:15~20%
任天堂系:10%程度
と言われています。思ってたより多いですか?少ないですか?
■パッケージとダウンロードの違い
パッケージではまとまった数をあらかじめ販売店が購入(仕入)するのに対して、ダウンロードでは発売するその日まで売上は立たないことになります。
前もって売上が確定しているのと、発売日になってみるまで分からないのとでは資金繰りの計画に大きな差ができますよね。
ダウンロード専売のタイトルが小規模なプロジェクト中心となっているのはこの点が大きいのだと思います。大規模なプロジェクトではリスクが大きくなりすぎるのです。
■プラットフォーマー側から見ると
ソニーや任天堂など、ハードを売っている側から見てもダウンロード版を強く推せない理由があります。
だってハード本体はダウンロード販売できませんからね!
通販だろうがなんだろうが、ハード本体の利ザヤって極少です。儲からないハードだけ取り扱ってください、でもソフトは全部ダウンロードなんでごめんなさいってわけにはいかないですよね?
■ スマートフォンのゲーム
スマホのゲームは当然ながらダウンロード専売です。これはハードを別途店頭で買う必要がない(電話機は必要なので皆がもともと所持している)ことがまず大きいです。
また、事前登録を行い、特典を付けたり大規模な宣伝を打ったりしてなるべくサービス開始前にユーザー数の見込みをつけやすくしています。
■つまり…
①別途専用ハードを購入する②大きな予算を投じてゲームを作るという状況にある限り、ソフトがすべてダウンロードに切り替わるということはありえないと言っていいでしょう。