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モンスターボールをなげろ

Switchは「品薄商法」なのか?


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毎週入荷はあるものの、常に売り切れ状態がデフォルトとなってしまったSwitch本体。

果たしてこれは「品薄商法」なんでしょうか?

■品薄商法とは

これは辞書的な意味ではなく、あくまで個人的な定義づけですが、「市場投入数を故意に絞ることによって、話題性を持続させるマーケティング手法」ということになるでしょうか。「故意に」がポイントです。

 

■故意に絞ってるのか

現状のSwitchの供給状態について、確かに需要を満たすことが出来てはいないのですが、では「故意」かと言われると疑問符が付きます。

というのは、競合相手であるPS4が年度初めからソフト不足で失速している最中だからです。

今年に限らずここ最近のPSフォーマットは、年末商戦以上に年度末にタイトルが集中する傾向にあるため、4~6月のラインナップは薄いことが多く、スタミナ切れの状態と言ってもいいでしょう。(夏くらいになるとまた元気になってきます)

相手がスタミナ切れの状態で棒立ちになってるわけですから、

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今のうちに売れるだけ売りたいはずだと思います。

しかも、6~7月には内製の主力ソフトがガッツリ出るわけです。 

ソフトはハード無しで買うことは(ゼルダを除いて)ありえないわけですから、少しでも普及台数を伸ばしておきたいはずです。多少話題性が増えたところで、肝心の普及台数が増えないのならば頭をさすられて尻をぶたれてるようなもんです。

 

■なんで出さないの?

出さないっていうか出せないんでしょうね。

もともとかなりスケジュール的にはキツい状況だったことがさまざまな取材記事から示唆されていますし、目標出荷台数も過去ハードと比べるとさほどの数字ではありません。

そして、工業製品は思ったより売れたからと言って気軽に生産ラインを増やせるようなものではないのです。

なんとか年末のマリオまでには、きちんとした供給体制を築いていただきたいものです。